2019年9月29日、東京木場公園
さわやかな秋晴れの空のもとでLUNA BURGERはデビューしました。

国内最大級のヴィーガングルメイベント「東京ビーガングルメ祭り」
初めての出店に期待と不安に胸を躍らせながらデビュー初日を迎えました。

ご注文が一つ、また一つと続き、購入された方が再び並び、
会場内でも噂が広がり、あっという間に長蛇の列となり、
気が付け最大2時間待ちの大行列！！

その日用意した全てのヴィーガンバーガーが数時間で完売となり、
見事な形でデビュー戦を終える事が出来ました。


その翌月、10月20日に開催された「横浜ヴィーガン祭り」
東京での初出店が話題となり、横浜での出店ではスタート前から長蛇の列！
スタート後、僅か1時間程で、用意した全てのヴィーガンバーガーが完売してしまいました。

こうして、2019年の秋に最高の形でデビューしたルナバーガー。
その後も都内を中心に各地に出店を重ね、少しずつファンを増やして参りました。

今後の展開に乞うご期待ください。

デビュー以来、たくさんの方々にご支持を頂いているルナバーガーですが、
そんなルナバーガーの美味しさのこだわりは、「自分の子供に食べさせたい」そんな想いから始まっています。

小さな娘がファーストフードのハンバーガーを頬張る姿を見てとても複雑な感情が芽生えました。
「安いし、子供も喜んでるし、たまには親も楽したいし、たまにだったらいいかな」
「でも…ホントはもっと健康的なモノ食べて欲しいな」

たぶん、他の親御さんも同じ思いなのかな？
でも、自分の子供に食べさせたいハンバーガーってどんなハンバーガーかな？
きっと、そんなハンバーガーがあったらみんな喜んでくれるかな？

そう思って出来たのがルナバーガーです。

だから、ルナバーガーの美味しさの基準は「自分の子供に食べさせたいか」です。

自分の子供に食べさせたい基準で安全安心な食材を選び、
子供が食べて「美味しい」と言ってくれる商品を開発しています。

子供は正直です。
美味しかったら「美味しい、もっとちょうだい」と言い、
美味しくなかったら「まずい、もういらない」とはっきり教えてくれます。

だから、ルナバーガーは子供が「美味しい」と言ってくれたものだけ商品にしています。

これからものそのこだわりを大切して商品を作って行きます。

食が抱える問題は、深刻化の一途を辿っています。

課題① 飢餓
現在、世界の飢餓人口はゆっくりと増加傾向にあり、6億8千万人とされ、2030年には8億人に達すると予測されています。現在の食生産システムで、人口を賄うにはもはや限界に達していると考えます。

課題② タンパク質クライシス
食用肉は代表的なタンパク源ですが、この食用肉の供給量が現在の人口増加ペースに間に合わず、2030〜2050年に世界的にタンパク源不足が起こることが危惧されています。この解決策には、培養肉、昆虫食、海藻などが注目を浴びておりますが、私は日本人が古来より食べ続けて来た大豆を使うことを考えました。

課題③ 環境
毎年330万haの森林が失われています。その原因の一つが、家畜の放牧地、家畜の餌用の農作物地に伴う開拓。サスティナブルな食を実現するには、水や穀物や土地を多量に消費する食用肉の生産に頼り過ぎずに、環境負担の少ない植物由来の食を見直す必要があると考えました。

課題④ 健康
途上国を中心に飢餓で苦しむ一方で、先進国を中心に肥満で苦しむ人が世界には6億人以上いるとされ、肥満の原因の一つに高脂肪食の氾濫があります。一般的にファーストフードは、高脂肪食なものが多い一方安価ですので、多くの人が高脂肪を日常的に摂取しがちです。

つまり、現在の食ビジネスが抱える課題とは、先進国の食ビジネスが肉食に依存状態にあることと考えました。
過剰なまでの肉食摂取は、健康を害し、環境を破壊し、食糧不足を引き起こし、飢餓を招く。
この悪循環を止める一つの方法がヴィーガンだと考えました。

人々が、無意識に、必要以上に肉食を取らなくていいように、
それに代わるヴィーガンフードが有れば、選択肢の幅が広がると考えました。

しかし、現在のところヴィーガンフードは、「美味しさ」「楽しさ」「価格」の面で、高い水準に達しているものは少なく、
そもそもの選択肢に入ってこないと感じました。

そこで、一般消費者でもファーストフード感覚で、ヴィーガンフードを食べられるLUNA BURGER を立ち上げました。

人に優しく、未来に優しく
そんな選択が出来たら この世界はもっと素敵になれると思います。


「人に優しく」とは、まず自分自身に優しくすること。
それは自身の心と身体を労り、心身ともに健康になることです。

人は食べたもので出来ています。
菜食中心の食生活が、自身を健康へと導きます。
自身が健康になれば、その活力を普段の生活や社会へ注ぐことが出来、周りの人へ優しさを分け与えることが出来ると思います。

そして、飢餓を無くしたい！
人は食べたもので出来ているのだから、食べ物が無くては人は出来ない。
食糧の生産効率の高い食生活を送ることが、改善の糸口になるのではと考えます。
誰もが自然と菜食中心の食生活を送れるように、
ルナバーガーが、そんな選択肢の一つになれたらと願います。


「未来に優しく」とは、今後の地球環境に対して優しい存在になる事です。
行き過ぎた人類の豊かさは、地球環境の限られた資源を、取り戻すことが出来ない程、食い尽くしてしまっています。

しかし、一人ひとりが未来への影響を考えた優しい行動を起こせば、未来の地球はまだ救う事が出来ると思います。

これからの世界をより良く残して行くのは
今の時代を生きる私たちの責任だと思います。
未来に誇れる「今」を責任をもって作って行きたいと思います。

そんな、責任ある行動の選択肢の一つに、ルナバーガーがなれたらと願います。